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江戸後期頃の銅製香炉です。
現代の考古、古美術蒐集家の先達ともいえる
好古家が全国的に盛んに交流していた時代で
本品は火屋(蓋)に古墳遺物である耳環を模した
つまみが付く、当時の好古趣味を反映した品です。
漆芸品でも是真か破笠でしたか、当時の名人が
同様に本物と見紛うような考古遺物を模した
装飾をあしらった硯箱を制作しており、
実物の考古遺物を嵌め込んだ工芸品もこの頃に
つくられていますので、流行だったのでしょうか。
江戸のシーボルトの屋敷に全国から好古家が集まり、
交換会を催したとのことですから、いつの時代も
コレクターの情熱は不変です。
三脚の香炉は薄手の作り、点状の小アタリが二か所。
(画像右列三段)
鉄製の耳環部分は出土品の腐食した金環を再現しており、
一部に金が覗くような金色が施されており、
よく再現されています。
薫香をくゆらす火屋の透かし部分は蝶やもみじの形に
抜かれています。
現代の好古家の方にもお楽しみいただければと思います。
蓋含む高さ:6.2センチ 口径:6.6センチ
送料税込
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15,000円
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