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『奈良三彩 平盃/箱付き』
唐三彩をモデルに 日本で最初に作られた三彩が奈良三彩といわれています。
胎土は、やや黄味を帯びた灰白色の陶胎で、比較的硬く焼き締められています。成形は粘土紐作りで、さらにロクロ整形で器の表面を磨いています。
唐三彩は、我が国には飛鳥時代を中心に舶載され、奈良時代に入るとその影響のもと、奈良三彩が作られるようになりました。今日では畿内を中心に全国各地から出土し、正倉院には57点の伝世品があります。 土物ですが、1200度近くの高温で、焼成されたもので、当時は、至難の技だったといえます。
掲出の奈良三彩 平盃も、関西地方から、出土したもので、保存状態が大変よく、三彩色が、見事に輝いております。酒器のコレクターが、長年手元に置かれていたものです。
この度、やっと、手元にきてくれることになりました。
嬉しいかぎりです。三彩色は数あれど、感動的な長与三彩同様、心を一瞬で惹きつける奈良三彩色の魅力を
味わっていただきたいと思います。めったに、でてくるものでは、ございません。
ぜひ、この、完成された和物の最も早い時期の三彩色 盃で、ぜひ一献お楽しみください
【サイズ】11.5/3.5cm
【時代】10世紀頃
【状態】良好
よろしくお願いいたします。
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⭐️早々にありがとうございました |
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