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清閑な趣に大らかな品位が漂う李朝三島鉢です。
釉色は淡緑灰色で胎土は茶褐色を呈し、
端反りの口縁はシャープで厳しい造りとなっています。
全面を覆う白象嵌が丁寧に施されており、
簡単なようにも見える象嵌技法は非常に手間暇が掛かり、
量産が難しかった事も、
後の消滅の理由の一つと推測されています。
やや大きな寸法となりますが、
茶碗としての見立ても可能です。
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天平堂 - TENPYODO -
092-710-6657
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