|
『黄瀬戸 六角盃/箱、仕覆付き』
瀬戸焼といえば、今では、セトモノとして、陶磁器の総称にもなっていますが、もともとは、高級な伊万里物対して、一般的な瀬戸物としての対比用語として呼ばれた呼び名でした。
しかし、10世紀後半から、現代まで続く6つの陶器産地「日本六古窯」の一つに数えらる名窯であることは、周知のことであります。
瀬戸では10世紀後半に「灰釉陶器」の生産が始まりました。
また、12世紀末、当時は国内初となる施釉陶器「黄瀬戸」が焼かれ、唯一高級な施釉陶器を焼く産地として発展しました。
掲出の、黄瀬戸六角盃は、すっとたちあがりよく、ゴテゴテとした装飾もなく、綺麗に、その、六角を、保って出てまいりました。
施釉陶器としての、美しさはもちろんのこと、なんの衒いもなく、見事にすくっと立ち上がり、無駄のない作陶が、ここちよいですね。
長年のコレクターよりのお預かりです。お手元の一献のお供にしていただきたいと思います。
【サイズ】7.5/4.8cm
【時代】江戸初期頃
【状態】 良好
よろしくお願いいたします。
内税、送料当方もちとさせていただきます。
なお、売り切れの際はご容赦ねがいます。
価格は、お問い合わせください
⭐️早々のご売約ありがとうございました。 |
|