お店紹介
店主紹介
その他の商品
|
|
この商品について店主にメール
|
|
|
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。 |
|
|
|
|
|
上部を欠いた古瀬戸壺、元々は四耳壺でしょうか。
底部の台脚部分に擂座を廻らす、市場で見た記憶がない
稀少な古瀬戸壺です。
厚く流しかけた鉄釉の下に、大小印花の菊文を散らし、
その間に蕨手文を捺す、手のよい古瀬戸壺といえます。
残存高さ:約22.5センチ 胴径:約23センチ
かなりの量感があり、飾り映えします。
古瀬戸最盛期とされる鎌倉後期から室町期にかかる、
14世紀ごろの品でしょうか。
釉薬は艶やかな状態を保ち内部にも施釉されています。
古瀬戸壺に多くみられる、底部に穿穴はないのですが、
胴部に出土(発見)時にできたと考えられる
壺内部より外側へ線状に貫通した穴があり、
補修されています。
(画像右列二三段 三段目の胴部画像では、
画像中央の釉切れ個所に交差するような
線状のチョコレート色の部分が補修個所です。)
底部のソゲは(画像右列四段)焼成時に垂れた釉薬による
引付きを剥がした痕跡であり、後世の疵ではありません。
花器としても最適な寸法です。
補修個所より漏れますので
落しを用いてお楽しみください。
|
|
|
45,000円
|
|
|