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幅広の輪郭や大きな鼻などに平安の遺風を伝える、堂々たる不動明王坐像の懸け仏です!
実際の時代は藤末鎌初〜鎌倉前期(13世紀)と云ったところになるかと思いますが、
高さ 15.2cm、厚さ 6.5cm、と言う大きさと奥行きはあまり類例がなく、まるで丸仏の様な立体感を持っています。
岩座に若干火中による損傷はありますが、その圧倒的な存在感・迫力に魅了され、即決で購入を決めました。
お値段は通常の懸け仏の概念をかなり超えておりますが、全く次元の違う価値ある稀有な仏像であります。
ご興味のある方は是非お店で実見して頂けましたら幸いです。
左手に持つ羂索、及び眼・頭頂・牙の金箔は後補でしょう。青銅製。
● ご売約となりました。ありがとうございました。
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