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江戸後期、文化文政(1804~1831年)頃の伊万里です。
口径:約 19.0cm 高さ:約 2.9cm 底径:約 11.4cm
雪の中で遊ぶ唐子を描いたなんとも可愛い伊万里の皿です。
唐子の楽し気な表情が実に活き活きとしています。
まさに今の季節にぴったりのお皿を入荷しました。
唐子たちが作っているのは、雪だるまでしょうか?
はて、江戸時代に雪だるまがあったのか? と思い調べてみました。
現代のような雪だるまの形ではありませんが、図のような雪玉やなんと雪達磨を描いた浮世絵作品がいくつか見けました。
「青楼美人雪月花 扇屋内華窓」菊川英山
「雪あそび(1818年)」菊川英山
「狂歌画譜 藐姑射山(文政4年(1821年))」葛飾北斎 ※画譜(絵本)の中の作品の一つ
「江戸名所道戯尽 廿二 御蔵前の雪(安政6年(1859))」歌川広景
古美術に触れるなかで、自分の知らないことを知る。古美術の醍醐味が味わえるひと品です。
写真と比べると、少し色調が暗いです。
完品です。
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