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江戸前期、1650~60年代頃の初期伊万里です。
口径:約 21.6cm 高さ:約 3.2cm 底径:約 9.6cm
初期伊万里の中でも、末期の品物になります。
前期の作品と比較すると、高台が大きいのが特徴です。
また大きさも20cm未満が多い初期の中では珍しい、きっちりとした七寸サイズです。
といっても初期伊万里の特徴である生がけや陶工の指跡も確認でき、初期伊万里らしさは健在です。
若干図柄に差異はありますが、『柴田コレクション3』(佐賀県立九州陶磁文化館)P29のNo.47に同手品が掲載されています。
宝文というだけあって、金嚢 (きんのう)、芭蕉扇、紗綾文、宝巻など縁起の良い文様が描き詰められています。
生がけや指跡などの初期らしさを失わず、盤が大きく、飾り映えするお皿です。
資料が付いていて、時代もはっきりしているのも嬉しいところ。
下記の瑕疵はありますが、窯キズの類で見た目も違和感はありません。
在庫の中では唯一、このAだけが高台の中に「大明福」という銘があります。
初期伊万里の変遷を知るうえでも貴重なお皿になります。
(注):見込み部に窯キズ、多少の磁貫がございます。写真に印を付けましたので、ご確認・了承の上、ご入札下さい。
※こちらの商品は店頭でも販売しております。売り切れの際はご了承下さい。
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