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高取の初期、内ヶ磯窯(1614年~1630年)の作品、いわゆる「遠州好み」以前の古高取です。
スッとした細身の器形は類例の少ないものですが、他の器形ではよく見られる飴釉、貝高台、叩き成形による器体の軽さと、内ヶ磯窯の特徴を持ち合わせています。
容量400mlと酒器として格好の容量で、元々酒器として制作されたものと考えます。
動きのある造形のものが多い内ヶ磯窯の一群の中で、非常にシンプルな珍しい酒器です。
無疵 伝世
「朝鮮 酒壺」と書かれた古い箱に収まります。
箱の桟が失われています。
口径4.8㎝ 高さ17㎝
江戸初期 送料込み
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