|
ドイツのものと思われるガラス瓶です。所々に気泡が入り、心地よい軽さのある吹き硝子で瓶そのものの質感にも魅力が感じられます。透け感のあるエナメルを活かし、衣の量感まで巧みに表したような品は、18世紀のエナメル硝子の中でも珍しいのではないでしょうか。19世紀以降になると硝子・エナメルの質が共に変わり、こうした面白みは失われてしまう印象です。残念ながら人物の横にヒビが入ってますが、指で触る分には滑らかです。
ちょうど日本民藝館で開催している「西洋工芸の美」展(~11月23日まで)にもエナメル彩色瓶が出てましたので、参考までに写真を載せています。
時代:18世紀
高16cm、幅7cm
fufufufuのメールが現在不調ですので、お問合せはこちらへお願いいたします。
brocante.antique@gmail.com
電話:080-4278-3042
|
|