|
羊皮紙に手書きされた時祷書の零葉です。時祷書とは、一般の信徒が家などでも教会の鐘の音に合わせてお祈りができるように祈りの言葉がまとめられた個人用の書物です。本文は詩篇116篇2-19節と120篇1-3節。表裏ともに愛らしい鳥が軽妙なタッチで描かれており、大きく開けた口からは鳴き声が聞こえてきそうです。
詩篇116節
2 主は、私に耳を傾けられるので、私は生きるかぎり主を呼び求めよう。
・
・
19 主の家の大庭で。エルサレムよ。あなたの真ん中で。ハレルヤ。
詩篇 120篇
1 苦しみのうちに、私が主に呼ばわると、主は私に答えられた。
2 主よ。私を偽りのくちびる、欺きの舌から、救い出してください。
3 欺きの舌よ。おまえに何が与えられ、おまえに何が加えられるのか。
時代:15世紀、フランス
17.5 ×12(cm)
fufufufuのメールが現在不調ですので、お問合せはこちらへお願いいたします。
brocante.antique@gmail.com |
|