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富本の代表的図案である竹林月夜文様。
当時の奈良安堵村の月夜の風景を
デザイン化した染付皿。自身の言葉から、
「模様より模様を造るべからず」と既にある文様ではなく
自らの血肉から湧き出る創意による文様を模索した
図案家でもありました。清々しい染付皿です。
共箱付
無傷
径20.7㎝
高3.5㎝
高台径9㎝
富本憲吉略歴
1886年、奈良県安堵村東安堵に生まれる。
1904年、東京美術学校図案科入学。
1909年、東京美術学校卒業。その後、渡英。
1910年、バーナードリーチと知り合う。
1913年、奈良安堵村の自邸に楽焼の窯を築く。
1917年、リーチと柳宗悦の来訪を受ける。
1927年、東京千歳村（世田谷区上祖師谷）に移る。
1935年、帝国美術院会員となる。
1944年、東京美術学校教授となる。
1955年、第１回重要無形文化財保持者（色絵磁器・人間国宝）に認定される。
1961年、文化勲章受章。
1963年、肺癌のため死去。77歳。
有難うございました。
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